子どもの居場所「みらいと」開所


~未来へつづく~「みらいと」オープニングセレモニー開催

 

 2022年11月3日、HSFは「誰も取り残されない気仙沼」実現プロジェクトの一環で、子どもの居場所「みらいと」を気仙沼市神山にオープンしました。

 

 同日開催したオープニングセレモニーには、地域のみなさんをはじめ約30名の方にお集まりいただき、テープカットならぬ「バルーン割り」や豚汁とはっと汁のおふるまい、お菓子まきを行いました。また、並行して「みらいと」の内覧とプログラミングの体験教室も実施しました。気仙沼市役所からは、菅原市長をはじめ、教育長、福祉部長など関係部局の方々にご参加いただき、菅原市長にはセレモニーの冒頭にご挨拶をいただきました。

 

 「みらいと」は小学校4~6年生と中学生を対象に、放課後の自学自習などの目的で子どもたちが集える場所として開設しました。「みらいと」という名称には、「子どもの未来」と「ライト(光)」という意味が込められています。また、「未来」は、HSFが東日本大震災の被災地域にて展開していた「こども未来館」プロジェクト(被災した子どもの学び、遊び、育ちの場づくりを行う)から受け継いだキーワードでもあります。

 

 HSFでは、「みらいと」の開所により、日常的な第3の居場所として子どもたちが足を運べる場を作ることで、学校と家庭以外の場所として子どもたちが安心して心開ける居場所の実現を目指します。

 

 「みらいと」は、米日財団の助成金によって運営しています。地元の関心の高さ、期待の大きさにお応えして、事業の持続化に向けて関係者と提携して努力してまいります。

三陸新報「小・中学生の居場所に 気仙沼 NPOが『みらいと』開所」2022年11月5日掲載