子どもたちがつなげるセキュリティネットワーク
HSFは、宮城県内の様々な仮設住宅地において、被災した子どもの学び、遊び、育ちの場づくりを行う、「こども未来館」プロジェクトを行なっています。
学童保育、学習支援、保護者を交えた進路相談などの活動を通じて「自信」「誇り」「未来への希望」を育むコミュニティづくりを目指します。
いろいろな参加のかたち
事務局ブログ
月
02
4月
2012
4月2日:設立から1年
早いもので、このHSFも設立してから1年が経ちました。
去年の4月2日に東京大学駒場キャンパスで設立総会を、人間の安全保障に関する識者約40名とともに、開催したことがまるで昨日のことのように思い返されます。
そのときは、東日本大震災発生から1ヶ月も過ぎておらず、社会全体が何とも言えぬ不安感に包まれていた時期だったと記憶しています。
まさか自分自身がこんなに深く被災地支援に関わるとは考えてもみませんでした。
最初は駒場から宮城県沿岸部へのボランティア派遣、次に宮城県内の仮設住宅地におけるインフォーマル教育支援。HSFのこの1年間の歩みを振り返ってみて、出来立てほやほやの組織ができるだけのことはやってきたかな、とも思います。
しかし、反省点としては、「人間の安全保障の言葉(理論)と現場(実践)をつなぐ」という大学発のNPOとしての特性を活かしきれているとはいえませんし、それが具体的にどんな形で結実するのか、というイメージもまだ明確なものとなっていません。
この課題にどう取り組むか。
少なくとも、これからも博士論文の執筆を控えた大学院生として先人の蓄積を無駄にしないためにも書を捨てずに、また支援の前線に立つNPO職員として過去の事例で作られた既成概念に捕われずに、自分なりの答えを見つけ出していきたいと思っています。
(事務局長:内尾太一)
余談ですが、この1年間のHSFの東日本大震災復興支援活動が評価されてか、内尾は東京大学より2011年度の一高記念賞(社会活動)を頂きました。受賞は身に余る光栄ですが、その授賞式の同時刻にも被災地で頑張ってくれていたHSF東北スタッフ達のことを思うと、何だか申し訳なく感じます。この賞は、一緒に支援を続けてきたみんなに支えられて頂いたものです。この場を借りて心から御礼を言いたいと思います。どうも有り難うございます。
そしてこのブログを書きながら、HSFにはこんなにも頼もしいスタッフがいる、ということを改めて感じました。今、これを読んでくれている皆さんにそのことを少しだけ自慢したい気持ちになります。





