「誰も取り残されない気仙沼」プロジェクト


このプロジェクトでは、2011年の東日本大震災で大きな被害を受けた宮城県気仙沼市において、シングルマザーと生活困窮世帯の子どもたちへの新たな支援モデルを構築していきます。具体的には、以下の取り組みを予定しています。

 

  1. 日本最大級のビッグデータ企業との連携により、気仙沼市のシングルマザーにIT雇用の機会を提供する。シングルマザーが働き続け、長期的なキャリアを考える機会となるよう、オフィス環境を整え、キャリアカウンセリングも提供する。
  2. 気仙沼市の協力を得てシングルマザー実態調査を実施する。宮城県ではこれまで仙台市以外では実態調査が開催されておらず、コロナ禍の気仙沼の母子世帯の状況を可視化する。
  3. 生活困窮世帯の子ども達にプログラミングの学習機会を提供する。子どもたちが貧困の連鎖を断ち切るチャンスを得られるよう、夏と冬に3日間のプログラミング・ブートキャンプを開催し、その間にオンラインでのフォローアップセッションを実施する。

 

なお、本プロジェクトは、2021年3月23日に発表した「誰も取り残されない宮城県を実現するための人間の安全保障指標」の提言に基づき、課題解決に向けてマルチステークホルダーで取り組むものです。また、本プロジェクトは、米日財団との3年契約に基づいて、米国の企業やNPOとも連携をしていきます。

 

プロジェクト代表:石本めぐみ


活動報告

子どもの権利条約・出前授業



気仙沼市との包括連携協定





子どもの居場所・プログラミング


MIT学生気仙沼市来訪(2023年7月)








女性の就労・ひとり親実態調査





お知らせ


SDGs/ESD円卓会議の開催(2022年11月)