フリースペースつなぎ 子どもの権利条約出前授業


 2023年10月20日、NPO法人「人間の安全保障」フォーラム(HSF)理事長の高須幸雄が、宮城県気仙沼市の不登校・若者の居場所となっているフリースペースつなぎで「子どもの権利」の授業をしました。中学生〜若者9名、フリースペースつなぎのスタッフ4名が参加しました。

 

 ウクライナやガサの子どもの話、地球環境の問題を通じてSDGsの話をしたあと、「誰も取り残さない」とはどのような意味かを考えました。日本や宮城県はどんな側面で課題があるかを確認すると、「ひどいとは思っていたけど、精神的幸福度は日本がここまでひどいとは」という声があがりました。

 

 次にグループで事前に選んできた、「大切だと思う権利」「守られていない権利」を出し合い、「権利を守るためにはどうしたらいいか」を考えました。大切だと思う権利には、生活水準の確保、遊ぶ休む権利、差別の禁止、暴力からの保護、生きる育つ権利、情報を得る権利が選ばれました。守られていない権利には、暴利を受けない権利、教育を受ける権利が選ばれました。

 

 権利を守るにためには、権利を知ること、話し合う、一人一人優しくする、相手をよく知る、自分も大切にする、子どもの権利を広める、といった意見が出ました。

 

 教育を受ける権利については、「座学だけでなく、大人になるためのいろんな学びを含むという意味だと思う」という意見が出て、フリースペースつなぎに辿り着くまで社会の壁を感じてきた子どもたちの声を聴くことができました。